ウクライナ、ロシア通販大手の倉庫をさらに攻撃 モスクワ近郊で5人死亡

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ベン・ハットン
ロシアで3日夜から翌朝にかけ、オンライン・マーケットプレイス(市場)最大手ワイルドベリーズの倉庫2カ所がウクライナの攻撃を受けた。また、同社と関連があるとみられるモスクワ近郊の別の施設も被害を受けた。ウクライナは最近、「ロシア版アマゾン」と呼ばれるワイルドベリーズの施設を狙った攻撃を続けている。
現地当局によると、サンクトペテルブルクとトヴェリ州にあるワイルドベリーズの2施設が攻撃された。
また、モスクワの南約69キロの工業団地で攻撃があり、少なくとも5人が死亡、10人が負傷した。当局は、この場所にワイルドベリーズの施設があったのかは明らかにしていない。
ウクライナは、これらの施設からロシア軍に物資が供給されていると主張している。ロシアはこの見方を否定している。
ロシア国防省は、この夜にドローン320機を迎撃・破壊したと発表した。
一方、ウクライナ各地でもロシアによる攻撃があり、少なくとも4人が殺害された。

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モスクワ州のアンドレイ・ヴォロビョフ知事によると、モスクワ郊外のチェーホフにある工業団地で倉庫が攻撃され、火災が発生した。変電所と管理棟も被害を受けたという。
知事は、この攻撃で10人が負傷し、うち7人は中程度のけがで、1人は重体だと、メッセージアプリ「テレグラム」に書き込んだ。
ウクライナのメディアは、この倉庫がワイルドベリーズと関連があると報じた。ロシア語検索エンジン「ヤンデックス」にも、同社と関連があるとする記述がみられた。
ワイルドベリーズは公式コメントを出していない。ただし、サンクトペテルブルク地域にある同社施設が攻撃を受けたと認めた。
ロイター通信が検証・確認したソーシャルメディア上の動画には、ワイルドベリーズの倉庫が炎上し、大量の黒煙が立ち上っているのが映っている。
一方、トヴェリ州の知事は、州内にあるワイルドベリーズの施設が夜間に被害を受けたと述べた。

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ロシア国営タス通信によると、サマラ州当局は4日、ウクライナのドローンに2日に攻撃されたワイルドベリーズの倉庫が、保管されていたすべての商品とともに完全に破壊されたと明らかにした。

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ウクライナでも空爆で多くの死傷者
ウクライナ国家非常事態庁は、南部の港湾都市ミコライウで3日夜から翌朝にかけ、ロシアの攻撃があり、89歳の女性1人が殺害され、2歳と12歳の少女2人を含む7人が負傷したと発表した。
同庁はまた、スーミの住宅地で空爆があり、女性1人と5歳と10歳の少女2人が殺害され、4人がけがを負ったとした。
さらに、ロシアの攻撃によって、ビルホロド=ドニストロフスキー市で2人が負傷、ドニプロで食料倉庫が炎上したと発表した。
この前日には、ロシア南部の混雑したビーチにドローンが落下し、ロシア当局によると、7人が殺害され、58人が負傷した。
BBCが検証・確認したソーシャルメディアの映像には、クラスノダール地方のビーチで観光客らが海岸や海から見ている中、ドローンが崖に向かって高速で落下し、ビーチで火の玉が上がる様子が映っている。
ウクライナのテレグラムチャンネルの中には、ドローンの信号を妨害する電子戦の結果、ドローンが海岸に墜落したと主張するものもある。一方、ロシアのメディアは目撃者の証言として、爆発の前に銃声が聞こえたと報じている。これは、防空部隊がドローンを撃墜しようとした可能性を示唆している。
クラスノダール地方の知事は、ウクライナが「意図的に民間人を攻撃した」と非難した。ウクライナはコメントを発表していない。
民間人を意図的に標的とすることについては、双方とも否定している。
追加取材:ポール・ブラウン、クマール・マルホトラ(BBC ヴェリファイ)、フリドン・キリア(BBCモニタリング)

















